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2022年11月30日

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タイトル:2023年「賃上げ春闘」の死角

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マクロ経済スライド初適用

年金のお話しです。話題になっています「マクロ経済スライド」が2015年度の年金に初適用されます。
1月30日の日経夕刊から抜粋します。


年金額0.9%増に抑制 厚生年金、夫婦で22万1507円 マクロスライド初適用

 

 

ここから

 

厚生労働省は30日、2015年度の公的年金の受取額を発表した。

年金の伸びを賃金や物価の伸びより抑える「マクロ経済スライド」を初めて実施するため、年金額の伸びを2014年度比0.9%増にとどめる。

年金制度の持続性を高める狙いがある。

 

ここまで

 


スライドには、物価スライドとマクロ経済スライドがあります。

 


物価スライドは、原則として毎年実施されます。
物価上昇率か賃金上昇率を前年度の年金額にそのまま上乗せするもので、今年は賃金上昇率の2.3%増を採用するはずでした。

 

 

 

しかしながら、2つの抑制を実施。

 

一つは、高齢者が受け取っている今の年金水準は「もらいすぎ」状態であるため、その是正。
適正額に戻すため、0.5%減らすことがすでに民主党政権の時代に決まっていました。

 

ちなみに、2013年10月と2014年4月に各々1.0%ずつ年金はすでに引き下げられ、今回の引き下げ(0.5%)で是正は終了します。

 


もう一つが「マクロ経済スライド」。
これは、現役世代の数と年金を受け取る高齢者の数などから減額率を決めるもので、減額率は0.9%です。

 

この「マクロ経済スライド」は、2004年の年金改革で決まったもので、賃金や物価の低迷時は実施しないルールで、これまで一度も実施したことがありませんでした。
これを初めて2015年度の年金額に適用するというものです。

 

 

 

結果として、2.3%増(賃金上昇率)-0.5%(もらいすぎ是正)-0.9%(マクロ経済スライド)=0.9%
2015年度の年金の額は、2014年度に比べて0.9%の伸びとなります。

 


厚生年金を受け取る夫婦二人のモデル世帯では、22万1,507円となり、2014年度より2,441円増えることとなります。