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使用者賠償責任保険の契約数伸びる

「使用者賠償責任保険」なんてご存知ないですよね。私は、「労災上乗せ保険」って言ってしまいますが、同じことです。いずれにせよ、なかなか珍しい言葉です。
2月6日の日経朝刊から抜粋します。

 

 

民間版労災保険の契約、2015年度1.5倍

 


ここから

 

従業員の労働災害で企業に損害賠償責任が生じた場合に備える「使用者賠償責任保険」の契約が伸びている。

 

大手損害保険3グループの2015年度の契約数は計15万件程度となる見通しで、2014年度の約1.5倍に増えそうだ。

 

うつ病など精神疾患による労災認定が増えたほか、賠償額の高額化で企業の負担が重くなっていることが背景だ。

 

ここまで

 


自動車保険には、自賠責保険と任意保険があります。
それを労災保険に当てはめると、自賠責保険が労災保険(強制保険)で、任意保険が使用者賠償責任保険(民間の私的保険)のこと考えると分かりやすいように思います。

 

 

業務上での災害が起こった場合、労災認定されると本人や遺族に国から労災保険が支給されます。

 

しかし、その業務上の災害について、被災者がその責任を追及し会社側に責任がある場合、裁判等によって労災保険金を上回る補償を命じられる場合があります。
使用者賠償責任保険は、この部分をカバーしているわけです。

 

 

いま、この使用者賠償責任保険の契約が増えているのは、精神疾患や過労が原因の死傷者が増えていることも一因だそうです。
会社が保険を掛けて万が一の場合助けてくれるのはありがたいですが、まずは精神疾患や過労にならないよう労働時間を短くすることが第一ですよね。