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最近の新聞紙上で「同一労働同一賃金」という言葉をよく目にします。
2月20日の日経朝刊から抜粋します。
同一労働同一賃金 雇用形態などで差つけず
ここから
同じ仕事には同じ賃金を払うという考え方を指す。
正社員や非正規社員といった雇用形態や性別、年齢、国籍などにかかわらず、仕事の内容に応じて賃金を払う。
主に欧州で定着している。
ここまで
全く同じ仕事をやっているのに、正社員の人は給料が高くて、パートだと安い…なんてことが往々にしてあります。
こんな矛盾はやめて、同じ仕事をやるのだったら、同じ給料にしようというのが「同一労働同一賃金」です。
しかしながら、この「同じ仕事」と断定するのは難しい気がします。
一日8時間の労働時間で、ずっと一つの仕事をしているのなら「同じ仕事」と断定することは簡単でしょうが、いくつもの仕事を抱えているのであれば、厳密には「同じ仕事」とは断定できない気がします。
また、正社員は転勤があり、非正社員は転勤がない場合、その負担を賃金にどのように反映させるかも問題となるでしょう。
これらについて、最近では「仕事」という限定した言い方をするのではなく、「役割」といったもう少し曖昧な概念で仕事を捉える傾向にあるような気がします。
いずれにせよ、どんな雇用形態でも同じ仕事をしたり、役割を担うと同じ給料になる…そんな世の中に近付いて行くのかもしれませんね。
それともう一つ…
役割や仕事が同じであれば、給料は同じで良いのでしょうか?
たとえば、リンゴの箱詰めをする仕事で、Aさんは1時間に100箱、Bさんが50箱詰めることができたならば、AさんはBさんと比較して給与面で報われて然るべきです。
このあたりに同一労働同一賃金の限界があって、うまく成果給を組み合わせていかなければならないのではないでしょうか?
こういった人事制度の構築は、私たち社会保険労務士の得意分野とするところです。
どうぞ、お気軽にご相談くださいませ。
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