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美術鑑賞で創造性を磨く

クリエイティブなお仕事をしている方には良いのかも?
10月30日の日経夕刊から抜粋します。

 

 

美術鑑賞で創造性を磨く 自由な発想、ビジネスに

 

 

ここから

 

美術鑑賞をビジネスに生かそうとする動きが広がっている。人工知能(AI)の普及などに伴い、ビジネスパーソンの業務に創造性が求められるようになってきたことが背景にありそうだ。人間にしかない美意識を美術館や美術品を通じて磨く方法を探った。

 

「急にアイデアを100個出してほしい、などと創造性を問われる機会が増えた」。教育関連の企業につとめる会社員の高橋直子さんはこう話す。企業でAIが使われはじめたことも気になり、「これまでのような単純な作業は求められていない」と危機感を募らせるようになった。

 

そんな高橋さんが訪れたのは東京都内の閑静な住宅街にある「はたらける美術館」(東京・渋谷)。美術品に囲まれながら仕事をしてもらい、創造性を研ぎ澄ますことを目指した一風変わった貸しオフィスだ。広さ5畳ほどの和室を一室のみ備え、絵画を見ながら仕事ができる。

 

仕事の前などに、15分ほどスタッフと会話をしながら絵画を鑑賞するプログラムもある。「絵が何に見えますか」「竜巻のようにみえます」といったやりとりをしながら、感性を磨く。展示品を鑑賞する際、あえて作品の価格やテーマを伝えない。じっくりと鑑賞してもらい、自身の感性や意見に自信を持ってもらうことを目指している。

 

ここまで

 


記事にある「はたらける美術館」って面白そうですね。

「創造性を研ぎすます」ことを目指しているのですから、クリエイティブさを要求されるお仕事をされている方に効果があるかもしれません。

 

 

私はできる限り美術館へ足を運ぶように努めています。
ほとんど一人で訪れるので、興味のない作品には立ち止まることもなくサッサと素通りしますし、興味のある作品でも、自分の頭の中でいろいろと考えてみるだけです。

 

 

頭の中に浮かんだものを会話で人に伝えたり、それに対してアドバイスをもらうことで感性が磨かれそうです。

その対象が「美術作品」という、いわば一般的なものであるからなおのことだと思います。

 

名画を見て「何でこれがいいの?」と思うことがしばしばあります。
絵画を見た感想は、十人十色ですから…。

それに対して、客観的な説明を聞くと、「なるほど。そういう見方があるんだぁ」と気付かされることがあります。
きっと、こういうところが大切なのではないかと思います。

 

 

専門スタッフと会話しながら絵画を鑑賞することで、感性が磨かれることが期待されます。

そして、自分の感性や意見に自信を持つことができます。

これらが創造性を磨くことに繋がるんですしょうね。