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最低賃金は足踏みへ(2020年度)

最低賃金を引き上げる環境にはないのでしょうね。

6月5日の日経朝刊からご紹介します。

 

 

最低賃金900円台で足踏み 経営悪化の中小に配慮 政府、今年度は同水準も

 

 

ここから

 

最低賃金の引き上げが2020年度は足踏みしそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大で中小企業の経営が悪化しているためだ。厚生労働省では全国平均で901円の19年度から大きく変わらない水準になるとの見方が強まっている。今月下旬から議論を始め、今夏に決める。第2次安倍政権では16年度から毎年20円を超える引き上げが続いていた。

 

今年は新型コロナの行方が労使の議論に影響を及ぼす。3日に開いた政府の会議では、日本商工会議所の三村明夫会頭が「引き上げは凍結すべきだ」と主張。安倍晋三首相は加藤勝信厚労相に対し、中小・小規模事業者の厳しい状況を考慮して検討を進めるよう指示し、雇用の維持を優先する考えを示した。

 

ここまで

 

 

パートやアルバイトで働いる方の中には、最低賃金の引上げが実質的な昇給となる方が多いと思います。

 

 

だけど…

今年はコロナ禍ゆえ、引上げは難しいでしょうね。

上がったとしても、数円程度ではないでしょうか。

 

 

最低賃金を上げて消費を喚起するのではなく、雇用の維持あるいは経営の存続を!

今年はこれに尽きると思います。

 

 

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