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2022年11月30日

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タイトル:2023年「賃上げ春闘」の死角

2022年12月9日

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タイトル:ベースアップを前倒し

2022年12月13日

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タイトル:実質賃金伸びず

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タイトル:女性店員の制服廃止広がる

2022年12月15日

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2022年12月16日

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タイトル:部下に銃向け停職

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雇用保険料、2022年度に引上げへ

会社勤めの方のお財布のひもが少し固くなるかもしれないお話しです。

7月28日の日経朝刊からご紹介します。

 

 

雇用保険料、22年度にも引き上げへ
雇調金増で財源が不足 安全網の再構築急務

 

 

ここから

 

厚生労働省は雇用保険の保険料率を引き上げる検討に入る。新型コロナウイルス感染拡大で雇用調整助成金の給付が増え、財源が逼迫しているためだ。国費投入のほか、企業や働く人の負担も増える。フリーランスの働き手の拡大など、働き方が多様化する中で財源の確保策とともに、雇用の安全網をどういう中身にしていくかも課題となっている。

 

雇用保険は仕事を失った人が生活に困らないようにする失業者など向けと、雇用安定・能力開発の2つの事業に大別される。企業などからの保険料収入を財源にし、好景気の際の積立金も使って給付する仕組みだ。

 

ただ、コロナを受けて雇用安定の事業の一部である雇調金の給付が急増した。企業が労働者に支払う休業手当を助成するもので、コロナを受けて支給要件緩和や助成拡充の特例を設けた。2020年3月以降の支給決定額は4兆円超になった。

 

財源が不足し国の一般会計から約1兆1千億円を繰り入れ、失業者向け事業の積立金からも約1兆7千億円を借りた。この積立金はコロナ前の19年度に約4兆5千億円あったが21年度に約1700億円に減る見通しだ。

 

積立金に余裕があったため16年度以降、保険料率を下げているが、健全化に向けて22年度にも引き上げる。企業が負担する雇用安定・能力開発の料率は現在は賃金総額の0.3%。本来の0.35%を目安に上げる。コロナが落ち着けば年間給付を賄える可能性がある。

 

ここまで

 

 

雇用調整助成金でお金が出て行き過ぎたために、来年度の雇用保険料の上げの検討に入ったというお話しです。

そりゃそういう発想になりますよね。

 

 

一部例外はありますが、雇用保険料の負担は労働者が3/1,000、会社が6/1,000です。

労働者負担が、仮に3/1,000から4/1,000になったとすると、月給30万円の人の場合、負担が月間300円増えます。

そんなに大きな負担額ではありませんが、ちょっと財布のひもが固くなるかもしれませんね。

 

 

この雇用調整助成金は、100億円以上受給している会社が4社あります(2021年4月末時点)。

1位は437億円、2位は223億800万円、3位は124億4,000万円、4位は100億1,300万円です。

こういった会社が黒字転換した暁には、会社負担分だけでも他の企業よりも高めに設定することはできないでしょうか。

「保険」というのは、みんなでの助け合いなのでそうは行かないでしょうけど…。